

パワスポ巡りに必須の日傘を先日新調しました!
紫外線は最大にカットしつつも、パワースポットでのエネルギーは満タンに充電するつもりです!(^^)
今回はアクセス抜群の街中パワースポット、美の神さま四宮(よのみや)神社へ行ってきました。
恋愛と金運の四宮神社、どんなとこ?
住所 | 〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通5丁目2−13 |
駐車場 | 近隣にパーキングあり |
電話番号 | 078-382-0438 |
公式HP | http://www.tropical-islands.co.jp/space/yonomiya/ |
三宮といえば神戸のターミナル駅として知名度が高いですが、神戸には一宮から八宮まで八つの神社があることは実はあまり知られていません。
今回は生田神社の裔社(えいしゃ)である八社のうち、女子に欠かせないご利益がある四宮神社へ行ってきました。
四宮神社創建の歴史
四宮神社の歴史は大変古く、創建年は不明となっています。
残っている史実から、少なくとも摂政元年(354年)にはこの地に鎮座していたことが分かっています。


幾度かの焼失や空襲、震災により半壊し、そのたび再築。
現在のあでやかな朱色の本殿は平成9年に改築された姿となっています。
四宮神社の御祭神

御祭神は市杵島姫命(いちきしめひまのみこと)
通称弁財天、弁天様の呼び名で親しまれている女神さまです。
福の神・芸能の神・縁結びの神として古くよりこの地できました。
七福神の中で唯一の女神である弁財天は、美しく賢く、芸能も文学も器用にこなしたといいます。
さらに歌も舞も楽器も完璧、字も美しいうえ話術にもたけていた弁財天。
おなじみの宝船では、周りに大黒天や恵比寿天ほか六神を据えた
堂々のセンターポジション!

誰からも愛される女性の象徴である弁財天

神戸八社巡りで厄除け

中国では昔から都市づくりに風水が用いられており、その風習は日本の都市づくりにも用いられていました。
生田神社を守るために据え置かれた一宮神社から八宮神社までの八社は、その位置を線で結ぶと北斗七星の形になり、ひしゃくの中心に生田神社が鎮座しています。
生田神社の末社として配置している八社を節分祭の日に参拝することで厄払いとなるため、古来より今に至るまで、節分の日に八社巡りをする参拝者が多くおられるのです。

元町駅から四宮神社へ、女性の足で約10分
四宮神社の最寄駅は神戸地下鉄の県庁前駅ですが、今回は利用しやすいJR元町駅からのルートをご紹介します。
JR元町駅は西出口へ。
出てすぐの案内板(柱上部)を確認。兵庫県庁方面へ。

中華街へ向かうのと逆方面のためさびれていますが、そこそこ人通りもあるのでくじけず階段を上ります。

地上へ出てすぐの歩道橋でもOKですが、ここは歩道橋下の横断歩道へ。


右手に生田中学校を見ながら軽い上り坂を進みます。
後ほどご紹介しますが、この通りにおススメのパン屋PanHoMarettaがあります!

突き当りの兵庫県公館を左。
この公館周りに沿って北へ向かいます。

ちらりと兵庫県庁舎が見えますので、そちらを目指しましょう。

兵庫県庁舎前の横断歩道を渡って、そのまま真っすぐ地味につらい上り坂へ。

登り切ったら一息ついて、こちらの横断歩道を渡ります。あと少し!

四宮神社はマンションの狭間に鎮座。朱色の鳥居がビル群の中で目をひきますね。

お疲れ様です到着です!
寄り道しなければ女性の足で10分強、初めてでゆっくりの場合は15分ほどで到着です。
全ルート舗装された道ですが、坂道があるので歩きやすく履きなれたシューズがおススメです。

車の場合
最も近いコインパーキングはこちら。

3台しか停められませんが空いてればこちらへ。30分200円。
隣りのロイヤルホストにも駐車場があり。利用すれば無料ですし、利用しない場合は30分300円です。

県庁前に路上コインパーキングもありますし、周辺は駐車場が多いので事前にいくつかチェックしておくといいですね。

四宮神社5つの見どころ

四宮神社境内は広くありませんが、いくつかの見どころはしっかり押さえたいところ!
パワーとご利益をあますことなく吸収しちゃいましょう。
[ktrn div="kakomi-maru4" span="title-maru4" title="5つの見どころ" li="四宮神社の狛犬,花の御朱印,白へびおみくじ,四宮神社の摂社,芸能塚"]
では順を追って見ていきましょう!

鮮やかな朱色の鳥居が美しいです。
いつ見ても、鳥居のカーブの美しさに惚れ惚れします。
朱色の鳥居は華やかで目をひきますね。
一気に気分が変わります。

玄関ポーチを鳥居にしたいくらいですが、家族全員から反対されています。
鳥居からすぐ左手のマンションは神社会館もかねています。

マンション入り口前にある手水舎で手と口を清めて、いざ本殿へ。
本殿を護る狛犬とは?


四宮神社を護る狛犬。横顔がりりしいです!日本古来より伝統の右側が口を開けた獅子、左側が口を閉じた狛犬ですね。
[box class="blue_box" title="まめ知識!"]狛犬の由来は中国の守護獣である対の獅子像ですが、日本に持ち込まれた際、左右非対称の狛犬となりました。
[/box]
風神雷神しかり、どうやらアシンメトリーを好む日本人気質が影響しているようです。

私は口を閉じている狛犬さんが好きです。
四宮神社本殿でご挨拶

平成9年に改築された四宮神社の本殿がこちら。
神功皇后が御神託により八社を巡拝された一社として「四の御前の神」と呼ばれていたそうです。

朝早かったこともありますが、都会のど真ん中と思えないほど澄んだ空気と清らかな空間です。
鳥居をくぐった先はなんだか別空間。掃き清められた境内はその場に立つだけで頭の中がすっきりクリアーになりますよ。
まさに都会の真ん中にあるパワースポットです。
弁天様にご挨拶と美と健康を祈願してきました!
季節の花の御朱印
四宮神社の敷地は神戸の都市計画の中で半減しており、マンションの一階が現在の社務所です。

誰もいらっしゃらない時はインターホンを押してお願いしましょう!
しばらくして来られたのは年配の女性宮司さん。女性の宮司さんはめずらしいですね。
御朱印をお願いするとその場で筆をとってくださいました。

季節の花のイラスト付きです!女性の宮司さんならではの気遣いですね。
色付けまでその場でさらさらと描かれましたよ。

可愛らしいへびみくじ

四宮神社には弁財天の神使である白へびのおみくじがあります。
私は事前に調べた時から、その姿に一目ぼれ。
かわいい!ぜひ我が家にお迎えしたい!!と前のめりでへびみくじをゲット。


大吉~!
神社巡りをするうちに、私にとっておみくじは、その神社との相性診断という側面が強くなってきました。
こちらの白へびさんは、ネットで調べたときから強く惹かれていたので、きっと相性はいいだろうと思っていましたのでやはりの大吉です。


さらにこちらも前もってチェックしていた白へびの金運お守り。
小さくて良いサイズ感ですね。
ぺたんと薄いのでお財布へお招きしました。
日本古来からの伝統で蛇の中でも白蛇は最高の霊力を持つと言われ、脱皮ごとに再生することにより、生命の源・出世・金運・財運をもたらし、白蛇は蓄財の神でもある、弁財天の眷属といわれています。
私にとっては初白へびさんです。大切にします!
珍しい声守り

他ではあまり見ない声のお守りを発見。
芸能の神さまでもある弁天様ならではのお守りですね。
四宮神社へは芸能に関わる方も多く参られるそうです。

諸芸上達の木札や福あつめ土鈴もいいですね。
お守りのチョイスが女子心をくすぐる物が多いです!
四宮神社3つの摂末社
四宮神社にある三つの摂末社をご紹介します。
弁財天巳神社

まず本殿のすぐ隣にあるのが弁財天巳神社。
弁財天のお遣いでもある白へびを祀っています。
小さくとも立派な社です。
中にはへびみくじサイズの白へびさんが多く祀られていました。
並ぶとかわいさ倍増です。
八幡神社

巳神社の斜め隣に鎮座しているのが古くより多くの信仰を集めた八幡神社。
応仁天皇を主神として、四宮神社の祭神である市杵島姫命を含む三女神を祀られています。
こちらの見どころは狛犬。

ずんぐりしていてかわいい。。。
現在は2体合わせて狛犬と呼びますが、本来は右手の角のある方が日本独自の空想の動物。狛犬です。
この狛犬は古来の姿のまま角ありバージョンですね~
角あり狛犬に出会うとうれしくなります。

角あり狛犬写真コレクションに入りました~。
不謹慎ながら抱っこしてぐりぐりしたい欲にかられますね。。
稲荷神社

本殿脇の道を行った奥にある三社目の稲荷神社です。
こじんまりとしながらもきちんと整備されています。
四宮神社内はどこも静かで清らかな雰囲気でして、こちらのお稲荷さんもザ・稲荷神社のピリッとした雰囲気はあまりありませんでした。
いつもお世話になっておりますとご挨拶。

四宮神社最後のおススメは、境内にある芸能塚です!
鳥居をくぐってすぐ左手にあります。
諸人よ わが道つとめ 花開く 恵みあたえん 知恵と宝を

この詩と弁財天の絵が彫られた石碑となっています。
自分の道を一途に歩んで行くことでいつかは知恵と宝を得ることが出来る、といったところでしょうか。
神社内にこうした芸能塚が建立されていることが、いかにも弁天様らしいという感じがしますが、全国的にもめずらしいようです。
こちらは祈願というより決意表明をする場所といった気がします!

女子力高い四宮神社の感想

女性にとってのパワースポットである四宮神社。
繁華街からは少し離れますが、それでも徒歩で15分ほどにこんなに清らかな場所があることが驚きですし、やっぱり神社はいいなあと思いました。
4月には毎年、筆をはじめ扇や楽譜、鉛筆等を供養し燃納されていますので、大切に使ってきた道具はタイミングが合えば奉納したいです。

四宮神社の評価とまとめ

アクセス |
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見ごたえ |
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インスタ映え |
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人混み |
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所要時間 | 1時間 |
四宮神社は祭事以外では人も少なく、じっくり見てまわれるので、狛犬さんと一緒に自撮りをしたりベンチに座ってぼんやりしても問題ありません!

パワーチャージには少なくとも30分ほどはその場所に留まると効果的です!
私はたいてい午前中にお参りしますが、人も少なく空気も澄んでいる気がしますよ。
湧き水を飲んだり銭湯に入ることもエネルギー充電に良いとされますが、特産物を食べることも地の利を得るのに良いです。(ぜひ次で紹介するパンを!)
周辺のおススメのパンと建造物スポット
元町駅から北へ坂道を少し上ったところにあるのが、激推しのパン屋PaneHoMaretta
小さなパン屋さんですし、繁華街からは離れているにも関わらず店内はいつもお客さんで溢れています。
神戸は洋菓子もですが、パンもとても美味しいです。

こちらは、おくらのカレーフォカッチャとエビのオムレッタパニーニ。
パニーニは初めて購入しましたが、めっちゃくちゃ美味しかったです!!
オムレツの中のホワイトソースとエビが…抜群の合わせ技。

周辺建築物スポット

1962年に建築された兵庫県庁舎も建築好きにはおすすめです。
震災の被害も少なかったため当時のままの姿が残っています。
窓の感じとか、洗練されていないところが逆にいいんですよね~。

周辺には古い教会も多く残っていますので、興味のある方はぜひ。
昔の建築物はやっぱり窓がいいですね。
お散歩しながら、次は四宮神社から徒歩15分の生田神社へお参りです!